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次男の事故顛末②

【11/3】


次男が交通事故で前歯を1本失って、治療が一段落し、

永久歯が生えるまで数年間の経過観察の段階となり

保険会社と示談の場を持ちました。



保険会社との示談、つまり 『お金』 で解決しようという話です。

子供のケガを金銭的に解決する、

その基準も曖昧で、

一概に値段を付けることは難しいことであり、

気持ちも複雑ではありますが、

ある意味それが示談の意義であり、仕方ないとうあきらめもあります。


いわゆる慰謝料の算出基準も聞きましたが、

これは本当の意味での 『慰謝料』 ではなく、

ただ単に、

『今までかかった経費の計算結果』

であることが腑に落ちなくて

何か引っかかるものを感じました。

慰謝料は単なる迷惑料ではないようです。

これは一般的なのかどうかは分かりません。

もしかすると保険会社にうまく丸め込まれたのかも知れません。

保険屋の担当者は定年前の主任さんで、

老獪な手法でしてやったり、とほくそ笑んでいる気もします。


とはいっても、粘ったところで金額が2倍になるわけでもなく、


それよりやっぱり納得いかないのが、よく言われる

被害者だけが苦労する

という問題です。


交通事故でも刑事訴訟でも、とにかく被害者の立場は負担が大きい。


加害者は保険屋に任せれば、あとは放置でOK。

でも被害者は、決着するまで加害者の代理である保険屋とやり取りしなくてはなりません。


とにかく、計り知れない多大な労力を要します。


加害者の代理として、民法・刑法をタテに論理的な対応をされては

怒りを削がれてしまうため話がこじれにくく、

結果として問題解決に導かれる。

保険屋が加害者代理で立つというのはうまいシステムだと思います。


でも本当の相手は加害者ですよ。だから煮え切らないわけで。



~~~続く










2007.11.03 | | コメント(4) | トラックバック(0) | 事件簿

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purin

Author:purin
集めてナンボ、飾ってナンボのコレクションを実践。
子供と自分が楽しむためのコレクションを展開。
不要な在庫は部屋が狭くなる。
自分にとって価値があるだけで、一般的には話題性のないものも多々あります。

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